ここではアドバンテック研究所が取り扱う製品、企画、開発などに関する項目について、その具体例を記載します。
ここに掲げた下記の保有技術(開発商品)は、当研究所が単独で行うものとアライアンスを締結した企業の協力の下で、該商品の企画~開発~製品化までを確実に、かつ、責任を持って実行します。
<記載内容>
・新時代に向けた取組姿勢
・イメージクリエーションの世界
・ビッグデータの活用
・ビッグデータ利活用事例紹介
インダストリアルツリーに革新的な技術の花を咲かせ、そして確実に実現げきるように弛まぬ努力をし続けることこそ何よりも大切なことであると考えております。
そう言った意味で、ATIは、まず手始めとして上図に示した業務から展開することを考えており、なによりも顧客の皆様から信頼を得られるために「成功事例」を踏まえて、更に発展すべき新たな技術に取り組むことを信条にして邁進してゆきたいと考えております。
なお、ATIの取り組みに関して積極的に関わっていく主要とするテーマについて、以下に簡単な説明をさせて頂きます。
近年になって、デジタル化の波は急激な勢いで市場を席巻し、写真文化も新たな技術革新の洗礼を浴びるようになって来ております。このような情勢の中で機器やそれらを支えるツールは、単独では成立たず、複合化の中でその証を立てなければならなくなっております。
このように大きく変化する市場環境に対応したトータル・イメージ・クリエーション(TIC;Total Image Creation)をアドバンテック研究所を中心に根幹となる事業として新たに立ち上げ、これら問題のソリューション・ビジネスを展開していきます。
その基盤となる考えは、
光源(照明)→写真(撮影)→画像処理(デザイン)→出力(プリント)
を、この業界に先駆けて提案するものです。つまり、画像(Image)に関する企画立案から出力に至るプロセスをトータルなサービスとして受託することにあります。
それは、最も優れた撮影用の光とストロボ、デジタルカメラなど優れた撮影機材、画像データの品質を更に向上させるための加工・修正・新規デザイン、そして最終的に出力される高品位・高精細なプリンタと最も優れた出力用インクジェットメディア等を取り扱うことによって、最高のソリューションをプロデュースするものです。
TICの業務に関わる職業の例は、フォトグラファ、デザイナ、モデル、ヘアメイクアーティスト、メイクアップアーティスト、出力センタのイメージ・コーディネータ、各種プロダクション、画像処理関連の開発研究技術者などイメージを創造する全ての人達から成ります。
こういった人達が集まって新しいデジタルイメージの文化を創造出来るシステムを提案します。勿論、デジタル撮影スタジオ製作など撮影に関するあらゆる作業も行います。
1.光源(照明)
“良い映像は良い光から”が非常に重要な意味を持ってきており、多くのクライアントにご満足を得られる商品の照明機器及びそれらのアクセサリなどをメインに販売することが目的で事業展開を開始しております。これらの商品は、多岐に渡る照明機材に係わるメーカによって開発された高性能・高信頼性のある商品群であり、プロのフォトグラファからも高く評価されているものです。
商品に関するお問い合わせは勿論、ご購入に当たっては、弊社のスタッフにご相談下さい。
2.写真(撮影)
デジタルカメラはアナログカメラに比較して、非常にセンシティブであり、現状の技術ではまだまだ解決できない問題を抱えております。これらの問題を1つ1つ解決することが新しい写真文化の創世に繋がるもであると考えております。
クライアントのご要望があれば、導入設備・システムに適合したデジタルカメラの機種選定とご購入までを行います。
また、必要に応じて一流のフォトグラファをご用意しておりますので、スタジオ撮影や屋外撮影を問わずご要望にあった撮影を行うことが出来ます。
3.画像処理(デザイン)
カメラやスキャナ等から入力された画像は、その使用目的から様々なデータに変換し、使い易いような形で保存しておくことが重要なことになります。
そこで、弊社では、画像データの加工・編集及び入力画像(写真、印刷物など)をクライアントのご要求に従って、必要とする画像データにしてCD-R等に書き込むまでの作業を請負います。また、最初から新たなデザインを行うサービスも致します。
4.出力(プリント)
クライアントから見れば、最も重要な成果物は最終状態に表現される出力であり、逆に、この結果が全てになるため、出力までに至る過程と出力結果がポイントとなります。また、画像品位は出力するプリンタや使用する用紙(メディア)にも依存するので、出力する機器の選択と出力メディアで決定されると言っても過言ではありません。
銀塩写真、非銀塩写真を問わず画像のプリントを行います。また、クライアントのご要望にお応えして、導入された設備やシステムに適合したプリンタ(銀塩、ピクトログラフィ、昇華型、インクジェット、電子写真など)の製造メーカから出来るだけ有利な条件によってお見積もりをさせて頂き、それらのご購入を手伝わせて頂きます。
5.ソリューション
1)ライティング
光(太陽光や標準光源などを含めて)は、撮影する場合非常に重要なファクタですが、以外と軽視される傾向にあります。例えば、白は白、黒は黒と出せることが、画像の性能を決める大きなポイントとなります。
照明機器を導入する場合、使用目的にあったものを適切に選択し、なおかつストロボ撮影が可能な状態までセットアップします。勿論、これらの照明機器の取り扱いやライティングテクニックまでを専門家に依頼してご指導させて頂きます。
特に、導入する照明の種類や配置する場所の設定は重要なノウハウとなります。
2)カラーマネジメント
最近のデジタル技術の普及は、アナログからの移行に大きな障害になっています。
例えば、デジタルカメラをご購入になった場合、アナログとは異なる照明が必要となりますし、レンズも違うものでなければなりません。また、入力から出力に至る各プロセスにおける色の一致性は重要な合わせ込みの手段であるにも拘わらずそれを軽視して取り扱いますと画像品位を著しく低下させてしまいます。このため、弊社ではプロとして必要な技術を身に付けるために、分り易くご指導出来るアドバンテック研究所等の専門技術者が、それらの問題解決に当たります。
3)写真撮影から出力までの請負
デジタルカメラで撮影した場合、取り込むデータの形式(RAW,TIFF,JPEG等)の処理(拡大縮小、回転、誤差拡散、データ変換など)を行うためのテクニックをクライアントのご要求に応じてご指導いたします。
また、写真撮影に必要なカメラテクニックやアプリケーションの導入までを責任を持って専門のインストラクタがご指導致します。
4)スタジオ設計
照明機器、撮影装置、画像処理(パソコン使用時の設定までを含む)から出力までのトータルシステムをプロデュースします。勿論、この中にはいわゆる箱物といわれる建家からスタジオの設計(レイアウトや撮影条件設定など)も含みます。
モデルルームの設計を通して、実績のある利益性を追求出来るようご提示した、ご利用頂く皆さんに納得して頂けるスタジオ運営が出来る設計を行います。
小規模スタジオから大規模スタジオまでのあらゆる規模の設定を行うことが可能です。どんなことでも結構ですからご遠慮なくご相談下さい。
5)アウトソーシングの活用
アガイのスタッフだけでは、ご提供出来ない業務につきましては、クライアントのご要求に応じて、どのようなスタッフでもご用意致し、ご依頼があった要望事項を総合的に解決できるよう考慮しております。下記の例は、ほんの一部ですので、ご要望がありましたら何なりとご相談に応じます。
<事業内容の例>
・ モデルの派遣
・ ヘアメイクアーティストの派遣
・ メイクアップアーティストの派遣
・ ファッション・デザイナの派遣
・ 衣装等の斡旋
・ オブジェクトの作成・斡旋
・ 画像データの編集・作成
・ 撮影装置(照明と入力機器)のご相談~導入までのプロデュース
・ オフィス空間のデザイン
・ 建物の改修・建設
・ その他、クライアントがご要求するもの
(その他、ご相談に応じます)
出典:http://www.unisys.co.jp/solution/bigdata/
① ビッグデータへの期待
今日、我々を取り巻く社会環境においては、リアルタイムで得られる多彩な消費者行動履歴、ソーシャルネットワークやモバイルデバイス、様々なセンサーネットワーク等から、膨大な量のデータが産み出されています。これら膨大なデータを分析・活用、組み合わせることによって新たな発見や気づきを得て、それらをサービスの品質向上や販売機会・収益増加などにつなげていくことが、企業から期待されています。また、様々な社会問題の解決への適応を飛躍的に前進させることも、国家レベルで期待されています。これらの効果は、回りまわって私たち一人ひとりに対する「きめ細かな対応」「即時で的確なアドバイス」といった形で還元されることになり、ビッグデータの利活用は、企業、社会、個人から大きく期待されています。
これらの期待は、今般の飛躍的なIT革新により、既に実現されつつあります。日本ユニシスグループは、ITによる情報利活用を通じて、企業や社会、そして私たち一人ひとりの期待を具体的な形あるものにしていくためのご支援をいたします。
② ビッグデータ利活用による効果
ビッグデータの利活用により、例えば、以下に挙げる4つの効果が期待できます。
i. 限られた顧客を対象にしたアンケートだけではなく、ソーシャルメディアデータから製品評価を得ることにより、商品開発やプロモーションに活用できる。
ii. 大量のメール・アーカイブの意味解析により、社員のコンプライアンス不正兆候を事前に察知できる。
iii. 車載センサーからの情報により、道路渋滞や雪・雨の状況を予測できる。
iv. 夜間に一括処理していた大量のデータ処理をほぼリアルタイムで処理することにより、意思決定の迅速化が図れる。
膨大な情報から、未来を先読みして、個別に(一人のために)役立てる
ビッグデータ活用の概念図