アドバンテック研究所が取り扱う商品開発や製品群の具体例(ビジネスモデル)を次に示します。顧客のご要望にお応えするために、鋭意業務活動を実施しております。

 ビジネスモデルの概要


 これまでの実績は、製品開発、画像ソフト開発、事業戦略、経営企画、事業企画、コンサルティングなど多種多様なソフトウェアやハードウェアが挙げられます。

実際の業務内容につきましては、ATI業務の一部分のみ以下に示してありますので、是非ともご検討してみて下さい。

また、顧客のご要望事項を勘案して個別に対応させて頂きますので、遠慮なくご相談下さい

 

ビジネスモデルの事例集


          <事例集の内容>

        ・アドバンテックの事業展開モデル

        ・イメージクリエーションシステムの開発

        ・ネット関連システムの開発

        ・マーケティングプランの策定・実施

        ・マルチメディアシステムの開発

        ・電力発電システムの開発

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          <アドバンテックの事業展開モデル>

 ATIの新規事業モデルの骨子は次の3つです。

イメージングビジネス

 ソリューションビジネス

 エコビジネス

 なお、新製品に関しては、「研究」「開発」「企画」「管理」「投資」「物流」をプロセス毎に分けて、顧客(国内、海外を問わず)は、必要とする範囲内で恣意的な業務を選択し、協業ないし委託することによって、最終的に「販売」に繋げるものとします。(右図参照)

<既存顧客を維持することが収益力向上の王道。それを実現するITとは?>

 売上げを拡大したい、経営者なら誰しもそう思っていることでしょう。では、売上げを拡大するための方法は何でしょうか。ヒット商品を生み出せば売上げは急上昇しますが、それは常に期待できることではありません。また、新規顧客を増やすことも方法の一つでしょう。でも、別の方法もあります。それは、今の顧客を維持することです。別の表現を使うと、顧客を離さないことです。
15の法則」(詳細は「注」参照)をご存知でしょうか。これは、新規顧客に掛かる営業コストは既存顧客より5倍掛かる、というものです。新規顧客の獲得は企業の成長に不可欠なものですが、既存顧客を維持できれば収益は着実に伸びます。この不況のなかでは、より少ないコストで安定した収益を維持することが重要です。

そして、顧客の維持にはITが有効です。顧客がいつ、自社のどんな商品やサービスを購入しているのか、これらの情報を常に把握しておくことは、ビジネスの基本となります。昔の商店などには大福帳があり、そこに取引状況などを記録していました。直近の取引なら、主人や番頭の頭に入っていたのでしょうが、過去の取引となれば奥から大福帳を引っ張り出して確認していたことでしょう。
現在では、顧客データベースが大福帳に当たります。ITの特徴は大量のデータを高速処理できることですが、それは当然、顧客の維持にも力を発揮します。例えば、ある商品の使用期間が通常3カ月とします。そして、使用期限の0.5カ月前を迎えた顧客の一覧リストを顧客データベースから自動抽出しておきます。こうすれば、リプレイスが近づいている顧客に対して確実にフォローすることができます。顧客は、「当社のことをよく見てくれている会社だ」と思うことでしょう。そして、その思いは安心や信用へと繋がっていくはずです。



「注」1:5の法則

新規顧客に販売することストは、既存顧客に販売するコストの5倍かかるという法則である。

一般的に言って、新規顧客を獲得するには既存顧客を囲い込むのよりもはるかに多くの経費がかかってしまう。 特に、顧客生涯価値という言葉にもあらわされている通り、一旦顧客になってもらえば場合によっては生涯顧客になり続けてもらえる可能性もあるため、中・長期的な視点ではロイヤルティの高い顧客ほど時間と共に大きな利益を企業にもたらすことになる。

さらに、顧客ロイヤルティの高い企業ほど一般的に言って収益性が高いのは、この法則反映しているため、有力なマーケティング戦略を構築するためには、新規顧客の開拓と既存顧客の囲い込みの両方のバランスをうまく取る必要がある。

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       < イメージクリエーションシステムの開発>

 イメージクリエーションシステムの開発は、基本的に上図に示す4つのジャンルがあります。コア部は、コンピュータネットワーク(クラウドコンピューティング、ビッグデータ、データベースなど)に関するハードウェアおよびソフトウェアから構成されています。

・イメージクリエーション

 これは、最終目標として「トータル・イメージ・クリエーション」であり、画像形成に関わる全ての要素を含んでいます。つまり、

 光源(照明)写真(撮影)画像処理(デザイン)出力(プリント)

までのプロセスを指しています。

・デジタルコミュニケーション

 これは、授業やセミナ、勉強会などで利用されるソフトウェア的な面の製品化(開発~製造まで)を意味します。

・イメージエディット

 これは、エディタ用のソフト開発(製品化)を目指すもので、モニタ、プリンタ、スキャナなどのレタッチ編集ソフトを指します。また、これらのソフトウェアを使った画像処理(加工・編集)や画像エンジンの製品化もこの範疇に入ります。

・ネット管理(リモートプルーフを含む)

これは、SOHODM制作などソフト的なニュアンスの強い操作・作業を意味します。また、画像処理ではリモートプルーフなど遠隔で画像管理できるシステムの開発も含みます。

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            <ネット関連システムの開発>

コンピュータネットワークComputer network)は、複数のコンピュータを接続する技術、または、接続されたシステム全体をいいます。これはまた情報化社会の基盤をなすため、通信インフラといわれるものです。

最も初期のネットワークは、メインフレーム (大型汎用機) と専用端末を、独自のケーブルで接続したものです。かつてはメーカーごとに様々な規格のネットワーク技術が開発され、相互接続性の問題が大きかったようです。しかし現在ではインターネットで利用されている技術を利用することが多いようです。

ネットワークを応用したシステムに、インターネットショッピンググループウェアデビットカードなどがあります。

LANなどのネットワーク上でのディレクトリをディレクトリ・サービスといいます。

  ネットワークは、ネットワーク階層と呼ばれるもので分類されることがあり、その際には4層のTCP/IP参照モデルを業界標準とします。学界では7層のOSI参照モデルがよく知られていますが、多くのネットワークはTCP/IP参照モデルに準拠していると言えるでしょう。

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         <マーケティングプランの策定・実施>

マーケティングmarketing)とは、企業や非営利組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念です。

一般的な企業活動のうち、商品・サービスそのものの企画・開発・設計やブランディングから、市場調査・分析、価格設定、広告・宣伝・広報、販売促進、流通、マーチャンダイジング、店舗・施設の設計・設置、(いわゆる)営業、集客、接客、顧客の情報管理等に至る広い範囲においてマーケティングミックスの4P4Cの活動が行われています。 企業活動のうち、対顧客視点での活動が行われない製造ライン、研究、経理、人事などの部門は、マーケティング活動とはやや遠い位置づけになります。

一般的にビジネスの現場やマスメディアにおいては、広告・宣伝、集客や販促活動のみをマーケティングと捉える傾向が強いですが、これは本来のマーケティングの意味からすれば誤解です。 この誤解は、マーケティングという言葉・概念の普及過程において、企業の宣伝担当部門などがマーケティング部などと名乗ることが多かったため、その部門の担当業務がマーケティング全体を指していると誤って捉えられたと考えられます。

マーケティングの定義は様々に変遷してきていますが、商品またはサービスを購入するポテンシャルのある顧客候補に対して情報提供(情報収集)などマーケティング・コミュニケーション活動で相互学習状態を形成して購買に至らしめ、さらなるコミュニケーションのステップアップにて固定顧客化して顧客価値を高め、再購入や顧客連鎖を促進する、などの企業活動の拡大再生産(あるいは維持)を図るための一連の行為であり、心理学、数学、社会学、経済学、そして文学・芸術等様々な知識の上から成り立つ高度なスキルです。

・マーケティングと「売れる仕組み」

「売れる仕組み」とは、マーケティング概念を日本語で平易に言い換えた言葉です。

背景としては、日本において、マーケティングという言葉がカタカナ語で馴染みが無く、マーケットという言葉が、為替市場などを連想させ、また宣伝活動など企業の活動のうちのごく一部分をマーケティングと捉えてしまう誤解が根強くあります。

しかし、顧客のために企業活動を最適化するという概念自体は、現代のビジネス活動には不可欠なため、分りやすい表現を目指し「売れる仕組み」という言葉が登場したと思われます。

日本語で「売れる」という言葉は、「セリング」と「マーケティング」の2つの意味に捉えられます。「セリング」とは、顧客が欲しくない商品でも(極端に言えば)詐欺的ないし強迫的に売りつける意味合いを持っています。それに対して「マーケティング」とは、商品について顧客に知ってもらい、関心を持った顧客にはよく理解してもらうための情報を提供することです。また、商品を欲した顧客にはその商品を容易に入手し、顧客のいる段階に対応した状態を作り出すことです。 これらを区別するために「マーケティング」という言葉が使用されています。

商品・サービスが「売れる」ためには、顧客のニーズを知り、ニーズを満たす商品をつくり、顧客がその商品の存在を知り、特徴を理解し、手に入る場所に商品が置かれ、入手できる適切な価格で提供されている必要があります。 これらの一連のプロセスが「売れる」という言葉に集約されています。

また、これら顧客を意識した一連のプロセスは、企業内で意識して統合・調整しないと成し得ないため、「仕組み」と表現されています。マーケティング意識がまだ十分に醸成していない組織のためには、しばしば「売れる仕組みづくり」と組織の変容を促す表現で使用されます。

「売れる仕組み」は、以上のような背景がある含蓄のある言葉であるが、あまりに平易すぎる日本語のため、ビジネスの現場で聞く人の心に刺さらず、無視される危険性を孕んでいます。意味と背景の説明を伴って伝えられることが望ましいでしょう。

・マーケティングリサーチについて

マーケティングリサーチとは、顧客が真に求めている商品・サービスを開発するために、顧客のニーズ・ウォンツを探るための活動です。

「商品・サービスの売り上げから利潤をあげるために、消費者の動向・嗜好を調査・分析をすること」が、「(それらの)調査・分析の結果に基づいて商品・サービス販売を行う行為」の意味で使われることもありますが、前者はマーケティングリサーチと呼ばれるマーケティング活動の作業プロセスの一部ですが、必ずしも必要不可欠のものではありません。

しかし、「マーケティングリサーチ」をもって「マーケティングそのもの」であるとイメージしてしまう向きはビジネス社会においても少なくないことです。

例えば、販売ルート等を理論的に最適化して収益構造を改善するという行為が、マーケティング全般ではリサーチに比して重要であるケースが考えられます。

・マーケティングとセールス

マーケティングとセールスとについて混同している人間が多い(特に日本では)傾向がありますが、マーケティングとは冒頭記述のように経営戦略とならぶ企業活動の中核にあたる一連の行為であり、セールスとはコミュニケーションの結果で購入を検討している顧客候補に対してクロージング(買う決断を手助けする・・つまり売る)をするという「マーケティングのほんの一部にあたる行為」です。

・マーケティング・コミュニケーションとブランディング

マーケティング・コミュニケーションの手法として、広告やダイレクトメール、セールスレターなどをコピーライターの優れたコピーによって制作し、商品を買うことに興味のある顧客を会社に呼び込む手段が存在します。ブランディングの手法はブランド・ネームの認知度を高め、ブランドを想起させ、トップ・オブ・マインドを高めることです。

マーケティングが関わる分野は非常に広くなっています。

  この事業モデルでは、ICTとネットワーク技術を結合させ、それらを更に醸成することによってサービス提供基盤を一層高めるシステムを構築するものです。また、安心・安全に基づく便利で快適なユビキタス社会を加速させ、よりよいビジネスライフを得られる仕組み作りを目指します。

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          <マルチメディアシステムの開発>

マルチメディアMultimedia)とは、情報媒体(メディア)の様態の一種で、文字や画像、動画、音声など、様々な種類・形式の情報を組み合わせて複合的に扱うことができるものです。特に、コンピュータなどの情報機器を用いて、デジタル化されたそれら多様な種類の情報を統合したものを指します。これは、単に複数の形態の情報を統合して提示するだけでなく、利用者の操作に応じて表示や再生の仕方に変化が生まれる双方向性(インタラクティブ性)をその構成要件に挙げる考え方もあります。

1980年代以降、インターネットを実現するための情報スーパーハイウェイGUIを基本とするオペレーティングシステムパーソナルコンピュータにより、様々なメディアから発信されてくる情報データに対し「情報の消費者」であったユーザーを、「情報の発信者」にもすることのできる技術が可能になりました。「情報収集」と「情報処理」が双方向対話型(Interactive)の「情報伝達方式」と一体となった「技術」がマルチメディアと呼ばれました。その後、マルチメディアを活用した新たなビジネスモデルの構築やベンチャービジネスが活性化し、それら企業に投資するというITバブル時代が到来することになります。

最近は特にコンピュータインターネットを中心とし、文字、映像、動画、音声など従来別個のものとして扱われてきた様々なメディアを、デジタルデータ化することで同一のレベルで処理、既成の概念とは異なる方法で消費者に提供したり、加工して発信したりすることが可能になりました。メディア処理には専用のソフトウェアが必要であり、一般にメディアプレーヤーと呼ばれます。またコンピュータそのものをマルチメディアと言うことがあります。

転じて、今までコンピュータで扱うのが難しかった映像メディア、音声メディアなどを(単一のメディアとして扱っていても)マルチメディアと呼ぶこともあります。

CG-ARTS協会が1996年から実施している「マルチメディア検定」では多様なコンテンツを作成できる能力、多様なメディアを使いこなすことができる能力の評価に重点が置かれています。

かつて「ネオダマ」(ネットワーク、オープンシステム、ダウンサイジング、マルチメディア)という言葉が、コンピュータビジネスの世界で成功キーワードとされたことがありました。

ゲームビジネスにおいては、極端にゲーム性の低い作品に「マルチメディア作品」と付けられることが多かったことから、ゲーム業界においては蔑称として用いられることもあります。

出版業界を主として、クロスメディアメディアミックスのことをマルチメディアと呼ぶことがあります。例えば、漫画や小説などの出版物原作を積極的にアニメ化やゲーム化、ドラマCD化していくことを「マルチメディア展開」や「多メディア展開」と呼ぶなど。これらは、他メディアへ移植する際に原作のデータをそのまま使うことが不適切な場合が多いため一般的な意味でのワンソース・マルチユースとは異なるが、「原作となる著作をソースとした二次著作を多数用いる」という意味でワンソース・マルチユースであると解釈される場合があります。

・代表的な例

グラフィックと双方向性を多用したWWWによるホームページの発信=マスメディアからの脱却

音楽ダウンロードサービスと携帯音楽プレイヤーの連携=CDメディアからの脱却

デジタルカメラで撮影した画像の加工・編集とコンピュータとの連携=紙メディアからの脱却

ビデオカメラで撮影した動画の加工・編集とコンピュータとの連携=従来メディアからの脱却

インターネットを活用した仮想商店街(e-コマース)の構築=従来ビジネスからの脱却

 これらが相互に連携して新たなビジネスモデルを構築している例も多いようです。

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           <電力発電システムの開発>

この項では発電方式としての「太陽光発電」についてのみ記載します。

このほかにも、「地熱発電」、「バイオマス発電」、「小形水力発電」、「風力発電」も事業の対象にしてしております。

太陽光発電PhotovoltaicsSolar photovoltaics、略してPVとも)は、太陽光を太陽電池を用いて直接的に電力に変換する発電方式です。ソーラー発電とも呼びます。つまり、再生可能エネルギーである太陽エネルギーの利用方法の1つです。

技術的特徴として、発電量が日照に依存し不随意に変化する一方、昼間の電力需要ピークを緩和し温室効果ガス排出量を削減できます。設備は太陽電池、必要な電圧や周波数に変換するインバータ(パワーコンディショナー)、用途により蓄電池も組み合わせて構成されます。開発当初は極めて高価で宇宙開発など限られた用途に用いられていましたが、近年発電コストの低減が進み、多くの発電方法と比較して高コストながら年間数十ギガワット単位で導入されるようになりました。今後コスト低減や市場拡大が続くと見込まれ、各国で普及政策が進められると同時に、貿易摩擦に発展する例や価格競争で倒産する企業が見られます。

・長所

-装置

発電部(セル)に可動部分が無くソリッドステートであるため、原理的に機械的故障が起きにくい

① 規模を問わず発電効率が一定なため小規模・分散運用に向いている

 発電時に廃棄物・排水・排気・騒音・振動が発生しない

③ 出力ピークが昼間電力需要ピークと重なり、需要ピーク電力の削減に効果がある

-設置位置

需要地に近接設置でき、送電コストや損失を最小化できます。

蓄電池利用で非常用電源となりうる

運搬・移動に適した小型製品がある

他の発電方式と比較し設置制限が少ない。建築物の屋根や壁面に設置でき土地を占有せずに設置可能

-社会

エネルギー自給率を向上させます。

稼働に化石燃料を必要とせずエネルギー安全保障上有利

発電時に温室効果ガスを排出せず、設備製造等での排出も比較的少ない

・短所

発電電力量当たりのコストが他の発電方法より割高である

夜間は発電せず、昼間も天候等により発電量が大きく変動する

送配電系統へ連系する場合、交流への変換が必要

設置面積当たりの発電量が集中型発電方式に比べて低い

発電量に関してスケールメリットが効かず規模を拡大しても発電効率が変わらない

高温時に出力が落ちる

  影、汚れ、火山灰・降雪等で太陽光を遮蔽されると出力が落ちる

 事業の主たるものは、家庭用・工業用の「太陽光発電方式」ですが、その他の発電方式(上記4つの方式)も積極的に取り組んでおります。

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